低温蒸気土壌消毒とは
有機質の多い育苗用土やシクラメンなどの鉢土消毒に最適
鉢物・苗物の培土消毒はもちろん、たい肥、ピートモス、バーク等の有機質や各種資機材の消毒、残土の再処理など幅広くご利用いただけます。
低温蒸気土壌消毒の5つの特徴
- 蒸気温度が変えられるため最適な温度で微生物を生かす消毒が可能。
- 有益な微生物が生き残るため、菌相(フロラ)の回復が早くなります。
- 拮抗菌が生き残るため、消毒後の再汚染を抑えることができます。
- 硝化菌が生き残るため、窒素の無機化を促進しアンモニア集積を防止。
- 消毒後送風により土壌温度を下げ、水分を取り除くことができるため、直ちに植え付けができます。
参考資料
低温蒸気土壌消毒装置
低温蒸気土壌消毒装置 有機質の多い育苗用土やシクラメンなどの鉢土に最適な消毒法です。
- 最適な温度設定で微生物を生かす低温消毒ができます。
- スケール障害の心配のほとんどいらない炉筒煙管式構造を採用。
- 蒸発した量だけ常に給水される連続給水方式で、常に安定した良質蒸気が得られます。
- 給水、燃焼はすべて自動化。異常時には安全装置が働きます。また、全機種無免許で使用できます。
低温消毒・高温消毒兼用PS型
消毒槽との接続により、育苗・鉢植用土の低温消毒機能の他に、キャンバス・ホジソン・スパイク等のアタッチメントを接続すれば、栽培床土の高温消毒にも使用することができます。キャンパスホース等の高温用アタッチメントを接続してハウス内の土壌を消毒することもできます。
SB-300PS型(移動式)
SB-150PS型(移動式)
低温消毒専用型
SB-110VU型(一体・移動式)
低温消毒作業に必要な蒸気ボイラ、消毒槽、低温装置を同一ベースに載せました。移動が簡単にできるので、場所を選ばず消毒が可能です。1.2m³~2.0m³まで、3タイプをご用意しました。
SB-110VS型(移動式)
蒸気ボイラと低温装置を同一ベースに載せ、消毒槽を分離しました。1台のボイラで複数の消毒槽を使用できるので、能率良く経済的です。また、消毒槽との接続はワンタッチでできるカムロックを採用しました。
消毒槽
均一な温度分布が得られ、消毒能力が一層向上します。また様々な作業状況に合せた消毒槽を承ります。
- 前面を全開できるため、土壌の出し入れが容易です。
- アルミニウムメッキ鋼板を使用し、サビ対策は万全です。
- 蒸気噴出口にはステンレス鋼板を使用し、耐久性を高めました。
- 1.2・1.6・2.0m3 の3機種です。
C-1.6型(定置式)
C-1.6型(手押式)
C-1.6型(牽引式)
特注消毒槽
様々な作業状況に合わせた消毒槽を承ります。
軽トラック式(約1.5m³)
2tダンプ式
4tダンプ式
2tダンプパイプ式
コンクリート式
コンクリートパイプ式