蒸気処理防除機
有機栽培や薬用など特産作物の栽培、除草剤の効果がない難防除雑草対策、採種圃場での漏生対策・純度維持など、除草剤を使わない/使えない場面で活躍する新しい雑草防除技術です。
- 蒸気熱で雑草や地表面の雑草種子を駆除
- 処理翌年の雑草密度が大幅に減少
- 有機栽培や除草剤の効果がない難防除雑草対策に最適
- 耕作放棄地や公園などの雑草処理にも有効
「雑草駆除」はその発生源となる「種子」を減らすことが大事!
「除草剤」だけでは種子は減らない!
蒸気除草の特徴
蒸気除草は「その年に作られた雑草種子をその年のうちに始末する」が基本です。作物収穫後に圃場表面を高温に加熱することで雑草種子の90%以上を駆除することができます。このことによって翌年の雑草発生数は数分の1から10分の1程度にまで減少することが確認されています。
当年産種子の90%以上を駆除 … 翌年の発生大幅減を実証!!
防除処理事例
移動しながらの処理事例
エンジン付きの移動台車で、自走しながらの処理ができます。状況により速度を変えたり、一時的に停止したりすることで、熱処理の程度を任意に変えることができます。シート敷設式に比べ、資材の設置・片付け等の作業量が少ない処理法です。
シートを敷設しての処理事例
処理したいエリアのすぐ近くまで自走台車で移動し、敷設したシートに蒸気を注入することで、広い面積を一度に処理することができます。処理時間を延長したり、短縮することで処理の程度を容易に変えることができます。
紹介記事:ジャンボタニシ駆除(クリックすると記事がご覧になれます)文献:ジャンボタニシ駆除(クリックすると記事がご覧になれます)