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2016年3月

お客様活用事例 温室メロン(静岡県袋井市:寺田様) 活用事例

2016年3月 8日

生産者:寺田 直人 様(静岡県袋井市)
作 物:マスクメロン
面 積:3000m2(36m×8ベッド×8連棟)
機 種:SB-550型(ペレット式)×1台
          
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                寺田さんの連棟温室

東名高速道路の袋井ICから北に約1km、水田の真ん中に大規模な連棟メロン温室が現れます。
園主の寺田直人さんは祖父の代からメロン栽培を手掛け、静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所に年間約25,000玉のメロンを出荷しています。
寺田さんにとって蒸気消毒機とはどんな存在なのでしょうか。いろいろとお話しを伺いました。

Q蒸気消毒機をお使いになる主な目的は何ですか?

寺田:祖父の代から数十年にわたり蒸気消毒機を使用しています。
    ・病害に弱い温室メロンの連作障害や病害予防として徹底的に作土を加熱
     処理すること
    ・農薬の使用量を減らし安心・安全なメロン栽培が実践できること
    ・土壌の物理性が改善(ふかふかの状態)し、根張り等に大きく影響すること
   あたりが蒸気消毒機を使用する目的でしょうか。ただ何十年にもわたって使っ
   ているので、蒸気消毒は「やってあたり前」という感覚ですね。

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                   メロン専用管理機

Qどのような使い方をされていらっしゃいますか?

寺田:メロンは年間約4.5作です。作ごとに前作が終わったら有機肥料や稲わら等
   の粗大有機物等を追加した後に必ず蒸気消毒を行います。36m×2ベッドを
   約2.5時間かけて消毒し、全8ベッドを約10時間かけています。蒸気消毒後は
   微量要素や菌体系資材を必要時応じ投入したのちベッドを成形します。
   消毒の2日後に苗を定植します。

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            蒸気消毒用ジョイントが備え付けの隔離ベッド

Q蒸気消毒に対してどのような効果を感じていらっしゃいますか?

寺田:永年使い続けているのであらためて効果と言ってもピンときませんが、高品
   質なメロン栽培おいて無くてはならなプロセスであることは間違いありませ
   ん。以前はSB-500型を仲間と共同で使っていましたが、私の温室は仲間の
   温室に比べて奥行きが長いので、非力な感じは否めませんでした。現在の
   SB-550型を個人で所有するようになって、以前は時々出ていた病気がパ
   タリ止まったのには驚きましたね。

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            遥か先までメロンが栽培されています

Q蒸気消毒を行う際の注意点などがありましたら教えてください。

寺田:消毒ムラというか温度が不均一になることは避けたいと思っています。
   あと朝の1回目は地温が低めなので、時間を少しだけ長めにしています。
   
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              収穫直前のメロンと寺田さん

今回お話をお聞きして、当地におけるメロン栽培に蒸気消毒は無くてはならない技術として深く浸透していることをあらためて感じとることができました。また栽培用ベッドや温室内資材なども蒸気消毒用に改良されていて、永年の技術や経験の蓄積を存分に活用されていて大変参考になりました。
取材に応じてくださった寺田さんにはあらためて感謝申し上げます。

作成日:2016年3月7日


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